今気になるのは、ロマンチックでムーディーなアロマキャンドルよりも深い癒しを与えてくれるインセンス。お気に入りの香りに包まれれば、リラックスして本来の自分を取り戻せそう。そんな心の安らぎを与えてくれる唯一無二なインセンスを手に入れて。

今夜はどの香り？癒しのインセント

　空や海、青々とした深い森や広大な山々。日本が育んできた様々な伝統色の「青色」が持つ歴史や、個性を香りで表現したという「AO（アオ）」は、海の底や水面など、美しく穏やかな気分にさせてくれる透明感のあるインセンス。

　800年の長い歴史と伝統で名高いレジェンダリーな香水を生み出す「サンタ・マリア・ノヴェッラ（Santa Maria Novella）」ですが、ペーパーインセンスにも是非注目を。小さな赤いボックスには香りをまとった18枚のペーパーが。トスカーナの古い教会を訪れたような、少しビターで落ち着いた気品ある香りです。

　手作業でディップされたインセンススティックは「カーブス バイ ショーン ブラウン（CURVES BY SEAN BROWN）」から。4種のフレイバー全20本のアソートセットになっています。香りはスパイシーで甘い「India Moon™」、エキゾチックでフローラルな「China Rain™」、フレッシュだけれど厚みのある「Tibetan Orchid™」、落ち着いた色気を感じる「Fantasia™」などなど。個性ある各フレイバーを気分に合わせてチョイスして。

　トラディショナル、アルメニイ、ローズの3種の香りを楽しめる「パピエダルメニイ（Papier d’Arménie）」のペーパーインセンス。空間を瞬時に華やがせる香りの魅力はもちろんのこと、付箋のようなルックスの可愛さも魅力の一つ。お香のようにお皿の上で燃やす他、クローゼットにそのまま忍ばせたり、お料理後の消臭用として使用するのも◎。

　鮮やかなフューシャピンクが目を引くインセンススティックは「グッチ（GUCCI）」から。濃厚なバーチにフルーティーなオレンジの葉やミツロウの香りをブレンドしたクリエイティビティ溢れるエレガントな香りはフィレンツェにあるグッチの工房をイメージしたのだとか。

部屋を素敵にアップデート。インセンスホルダーもチェック

　併せてチェックしておきたいのがインテリアとして部屋を彩るだけでなく、ムードを盛り上げるおしゃれなインセンスホルダー。あなたはどれをセレクトする？

　本来の役割を忘れてしまいそうになる造詣的な美しさに思わず見惚れるハンドモチーフのインセンスホルダー。セメントで生成されるこちらのプロダクトは、全てアーティストの手作業により作られます。ちなみに手のモデルはデザイナー。セメントにより叶えられる重厚感ある質感は、空間にコンセプチュアルなニュアンスを生み出します。

　お次は「トム ディクソン（TOM DIXON）」によるインセンスセット。職人の手により1つ1つ丹精込めて丁寧に作り上げられた真鍮製の容器は香りを広く拡散させる香炉としては勿論、美しいオブジェとしても通用する美しさ。インセンスはブラックペッパー、ウードウッド、シダー、パチュリなどのスタイリッシュでアーバンなラインナップです。

　ブラック&ホワイトのシンプル且つスタイリッシュなカラーリングながら、中央に配された蜂モチーフとプレートに描かれたバーバリウムプリントが美麗な「グッチ」ならではの繊細で目を引く一生物のインセンスホルダー。先ほど紹介した同ブランドのフムスインセンススティックとの合わせ使いはいかがでしょう。

　ミニマムながら最高にエッジの効いた「ロブジェ（L’OBJET）」によるマットホワイトのインセンスホルダー。ベースにはゴールドのトリムをペイントで、底面は釉薬で仕上げられたハンドメイドの逸品です。インセンスを差し込むと、揺らぐ煙とともにセンシュアルな雰囲気を生み出すリップシェイブが魅惑的。

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