防寒重視の冬の着こなしには、もう飽きてしまったという方も多いのでは？そんな方におすすめしたい、編集部リコメンドの季節先取りアイテムは「ベスト」です。レイヤード次第で今から着られ、ワンランク上の着こなしへとアップグレードしてくれるベストは、今のうちにワードローブに取り入れたいアイテムの1つ。そこで今回は、来るべき春に向けてフレッシュな着こなしを叶えてくれるベストをピックアップしました。今買って春まで活躍してくれる、とっておきの1着を見つけてみて。

揺れるフリンジが気分を盛り上げる、チノのニットベスト

　裾のボリューミーなフリンジと清潔感溢れるホワイトの色味で、春夏のムードを盛り上げてくれる「チノ（CINOH）」のベスト。前後ろ逆でも着られる2way仕様を採用し、Vネックのベストとしてもボタンをあけて羽織のようにも取り入れられる、着こなしの幅が広い1着です。シンプルなアイテムとレイヤードして、ベストを主役にした着こなしを楽しんでみて。

ロックな気分を楽しめる、ビューティフルピープルのニットベスト

　アメリカのオルタナティブロックバンド「ザ・フレーミング・リップス（The Flaming Lips）」とのコラボによって誕生した「ビューティフルピープル（beautiful people）」のニットベスト。チャーミングな柄とニットの柔らかさがマッチし、インパクトがありながらも着こなしやすい1着に。カジュアルなデニムからハイウエストのスラックスまで合わせるボトムスを選ばず、多彩な着こなしを楽しめ、鮮やかなオレンジの色味はコーディネートの差し色としても◎。

ミリタリーなディテールを上品に仕上げた、アンスクリアのニットベスト

　ノースリーブのニットベストは「アンスクリア（INSCRIRE）」から。ショルダーパッチやポケットの切り替えなどミリタリーなエッセンスを感じさせるディテールを取り入れながら、スッキリとしたノースリーブのボックスシルエットで上品にまとめあげた1着です。同シリーズのボレロとのレイヤードで、ヘルシーな肌見せを演出するのもおすすめ。都会的なチャコールとアンニュイな印象のベージュの2色展開です。

ミニマルなデザインに機能的なディテールが映える、ジョン メイソン スミスのクルーネックベスト

　上品で知的な印象のニットベストに、裾のスピンドルなどワークテイストなディテールをプラスした「ジョン メイソン スミス（JOHN MASON SMITH）」。ゆとりあるサイズ感を活かして軽い羽織としても、ボタンを閉めてコンパクトなシルエットで着こなすのもおすすめです。どんなアイテムとも合わせやすい汎用性の高さと、シーズン問わず着まわせるしっとりしたコットンの素材感が◎。春夏らしい爽やかなミントカラーを採用した色違いも要チェック。

鮮やかなカラーリングがスタイルのアクセントに、タロウ ホリウチのニットベスト

　「タロウ ホリウチ（TARO HORIUCHI）」のニットベストは、鮮やかなオレンジカラーとフロントに施された大胆なテキストのデザインが目を惹く1着。腰元にあるコードでシルエットを調整出来るので、レイヤードするアイテムやボトムスに合わせて印象を変えられます。物足りない着こなしに重ねるだけで、モードな雰囲気を演出してくれる優秀なワンポイントアイテムです。

多彩な着こなしにマッチする、OUATのスクールベスト

　「オーユーエーティー（OUAT）」のベストは、ベーシックなスクールベストをモチーフにホワイトステッチがアクセントを加えたミニマルなデザインが特徴的な1着。ゆったりとしたボックスシルエットが制服感をなくし、シャツやジャケットと合わせてもモードな着こなしへと昇華してくれます。リネンのようなシャリ感のあるコットンを使用した生地で、うっすらとインナーが透けるシアー感と清涼感のある着心地を楽しめ、これからの季節に重宝すること間違いなし。総柄のシャツなどインパクトのあるアイテムと合わせても、スタイリングを調和してくれるコンテンポラリーな佇まいが魅力的。

定番ながら個性が際立つ、ジェーン スミスのアランベスト

　アラン模様の編地で仕立てた「ジェーン スミス（JANE SMITH）」のニットベスト。モダンなブラックの糸で表現されたケーブルやワッフルなど美しい編地がさりげない存在感を放つ、風合い豊かな1着です。ゆとりある肩周りのカッティングと締め付けがない裾のリブにより、アイテムやシルエットを限定されず、ノンストレスでレイヤードを楽しめます。クラシカルな趣ながら、どことなく上品さを感じさせるブランドらしい仕上がりです。

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