最近ファッションがマンネリ化してきた...そんな人に試してもらいたいのが「香りの着せ替え」。季節や気分によって香りも選んでみると、いつもとは違った自分になれるかも？そこで、「ビームス（BEAMS）」のメディア「ビームス ビューティ」のスタッフと一緒に、新しいフレグランス探しに行ってきました。フレグランスブランド「コーグ（KO-GU）」では、トップ、ボディ、ベースを自由に組み合わせて自分だけの香りが作れちゃう！約4000種類（3種を組み合わせた場合）の中から、オリジナルの組み合わせをセレクトした様子をお届け。

ビームスビューティとは？
2021年秋にビームスが立ち上げたウェブメディア。ショップスタッフのおすすめアイテムの紹介や、ビューティ業界の重鎮へのインタビュー、工場見学といった”リアルに気になる”コンテンツが並ぶ。
発起人とディレクターに立ち上げ経緯を直撃！

コーグとは？

　ニッチフレグランス専門のセレクトショップ「ノーズショップ（NOSE SHOP）」が、新事業として新会社を立ち上げて展開するオリジナルブランド。天然香料を使った繊細な香り立ちの香水を現在30種類ラインナップしています。そこから、トップ、ボディ、ベースの3種類を自由に組み合わせることで「自分だけの香り」が完成。ショップでは普段香る機会が少ない、1つの香りをテーマにしたシンプルな香りを体験できるのも特徴です。

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BEAUTYインタビュー・対談

■KO-GU 新宿
住所：東京都新宿区西新宿1-1-5 ルミネ新宿 ルミネ1 地下1階
■価格
・4mL：1760円
・20mL：4180円
・香水ガチャ（4mL）：1000円

早速香り探しを体験！

①服装で香りも“着せ替える”、香水好きの小林さんの場合

　普段はスパイシー系や、グリーン、 柑橘、イランイラン系の香りが好きです。いつも服を選ぶ時に「かっこ良くなるか」を基準に選んでいるので、香水もかっこいい雰囲気のものを合わせることが多いんです。好きなフレグランスは色々あって、スタイリングや季節によって変えています。

　いつもはかっこよさ重視でウードとか、少し重たい香りが好きなんですが、気温も湿度も高くなる季節なので、軽さのある香りや、ピリッとスパイシーな香りが欲しいなと思っています。

コーグでは、香りがトップ、ボディ、ベースのカテゴリーに分かれているものの、選ぶ順番も組み合わせも自由。2種類の重ねづけ、潔く1種類の香りだけを楽しむのもアリ◎

　1つの香りだけをテーマにして作られた香水を香ることって普段ないので、実験みたいで楽しいです！色々試してみて、まずはモスの香りが気に入りました。清潔感もあるけど、ハーブっぽい爽快感とちょっとスパイシーな雰囲気もあって、好きなタイプです（笑）。

まず一つ決まったら、組み合わせる香りを探していきます。「爽やかな感じで...」「もうちょっとだけ甘い感じでもいいのかも...」など、スタッフと相談して香りを重ねていきます。もちろん、自分の感性を信じて選んでいくのもOK。コーグの香水はどの組み合わせでも喧嘩しないように細かく調整されているため、直感で3種類選んで思いもよらないお気に入りが見つかることも。

　イランイランの香りが好きなんですけど、ここまでイランイランに主役にした香水は初めてです。個人的にローズ系は苦手というか、今まであまり選ぶことがなかったんですが、単体の香りを試してみたら思っていたよりも軽くて驚きました！モスとローズの組み合わせ、想像よりも爽やかで好みです。さっぱり系がいいなと思ってグリーンティーを合わせたら少しグリーン系が強いですね。もう少し落ち着いた感じでもいいのかも......。

　あ、穏やかといえばラベンダーのイメージなので、ちょっと香ってみますね...。単体で試してみるとローズよりも少し甘さがあるんですね。意外でした！ローズとラベンダーの組み合わせも好きです。甘さと穏やかさのバランスがちょうど良くて、元々欲しいと思っていた爽やかな感じもある。この組み合わせに、少し個性的というか芯のある雰囲気を足したいですね...。

小林さんが最終的に選んだのはモス、ラベンダー、パチョリの3種類でした！

　爽やかで、落ち着いた甘さもあって、ちょこっとだけ個性的な雰囲気もあって......表現しがたいようなところがツボです。スタッフさんとじっくり相談もできるし、自分だけで色々試して選ぶこともできるし、楽しかったです！気分によって3種類のうちどれかひとつを強く香らせたり、買ってからも自分だけの香りのレシピ探しが捗りそうです。

②新しいお気に入りを探したい田中さんの場合

　僕は「サンタ・マリア・ノヴェッラ（Santa Maria Novella）」の「カーラ・ロッサ（Cala Rossa）」をずっと愛用しています。逆に言うとあまり冒険できていないというか。小林さんとは違って香水にすごく詳しいわけではなくて、探そうとしても似ているものばかり気になってしまうんです。だから今日は思い切って、自分にとって新しいお気に入りを見つけたいと思っています。

　欲しい香りのイメージは、カジュアルだけど少しキレイめな服装と合わせて落ち着いた印象を演出できるもの。甘すぎるのは得意ではないです...。それから、清潔感も感じられる香りだと嬉しいです。

香水にあまり詳しくなくても、普段の服装やなりたいイメージなどをスタッフさんと相談しながら、香りのイメージを広げられます。コーグのお客さんの中には、直感で香りを試していく人もいるんだとか。

　香水の名前を見てもあまり香りのイメージが湧かなくて......。まずはお店で人気の組み合わせだと聞いたムスクとモスを試してみます。石鹸みたいな清潔感のある香りで好みです！ファッションの邪魔にもならなくて、全体をまとめてくれそうなイメージです。でも、少しだけ僕には女性的すぎる気がするので、この組み合わせに男性っぽさを足した香りがいいかもしれないです！

試しに香ってみた香水や、組み合わせについて自分なりに感想を考えてみると、まるで嗅覚をトレーニングしているよう。色々な種類を試すうちに、香りのイメージが固まっていきます。

　サンダルウッドとかインセンスとか、名前を聞いたことがある種類を香ってみるだけでも楽しいです（笑）。インセンスはお香っぽい乾いた香りが好みでした。カカオは本当にチョコレートの香りがするし、ハニーは意外と甘すぎない”美味しそう”な香りなんですね。

コーグでは、イランイランやサンダルウッド、ベルガモット、ネロリといったよく聞く名前のほか、ピーチやマスカット、ブラックティー、バニラなど身近な名前の香水も多く、どんな香りなのか興味をくすぐられます。

　ムスク、モス、ベルガモットの組み合わせが爽やかで、いい香りだなと思いました。少し女性的な柔らかさもあるけど、甘いわけではない絶妙な香りですね。ムスク、モス、アンバーの組み合わせも落ち着いた感じがツボで、ちょっと個性的な雰囲気もあるのがいいなと思います。

香りの嗅ぎ比べを楽しみながら、お気に入りの組み合わせにたどり着くと、達成感もひとしお。田中さんが最終的に選んだのは、モス、ムスク、インセンスの組み合わせでした！

　最初にお伝えした、甘すぎないけど落ち着いていて、清潔感のある香りにぴったりなものが見つかって嬉しいです。愛用している香水は自分のノーマルスタイルとして定着しているので、今回選んだ香りは、リフレッシュしたい時や少し気分を変えて切り替えたい時につけたいと思います！月曜日に1週間のスタートとしてつけるのもいいかもしれないです。自分オリジナルの香り探しを通じて、どんなシーンや服装でつけるかのイメージも膨らんでいきました。3種類の組み合わせだけでなく、単体で付けたり、2種類の組み合わせを楽しんでもいいんですね。”香りライフ”の幅が広がりそうで楽しみです！

■BEAMS BEAUTY：公式サイト／Instagram

■KO-GU：公式サイト／Instagram