アーティストの嶌村吉祥丸が、エキシビション「コウエン ギンザ（koen ginza）」を銀座ソニーパークミニで開催する。会期は6月1日から12日まで。

　嶌村は今年秋、「目的のない居場所」をテーマにしたスペース「コウエン（koen）」を京都の一乗寺エリアにオープン予定。同スペースは、人や自然に寄り添う場として、ギャラリー、ショップ、カフェ、家などさまざまな要素をもつ空間になるという。

　コウエンのオープンに先駆けて開催されるコウエン ギンザは、嶌村自身が様々な領域のクリエイターに“公園”や“遊具”についてのリサーチを行いながら計画。「あなたにとってコウエンとは？」をスローガンに掲げ、公園の存在そのものを問い直す。展示空間には、コロナ期間中に使用禁止となった遊具に注目した写真や、バンド ロットバルトバロン（ROTH BART BARON）の三船雅也によるコウエンのためのサウンドインスタレーションを展開。このほか、古道具屋兼デザインスタジオ「ものや（monoya）」と共同制作した遊具をモチーフにデザインされたスツールの展示、学芸大学の古書店「古本遊戯流浪堂」によって選書された古本の販売、フレグランスブランド「キブン（kibn）」によるフレグランス体験などを用意する。

　また、6月2日と7日には、哲学者の永井玲衣や、建築家の大野友資、エンジニアの武井祥平らが参加し、様々な視点から公園について語り合うトークセッションを実施。トークセッションの様子は、ソニーパークの公式インスタグラムでライブ配信される。

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■koen ginza
会期：2024年6月1日（土）～6月12日（水）
会場：Sony Park Mini
所在地：東京都中央区銀座5丁目3番1号地先 西銀座駐車場地下1階
入場料：無料
ソニーパーク：公式サイト／Instagram

■嶌村吉祥丸：公式サイト／Instagram