「カルバン・クライン（CALVIN KLEIN）」が、ヴェロニカ・レオーニ（Veronica Leoni）を「カルバン・クライン コレクション（CALVIN KLEIN COLLECTION）」のクリエイティブディレクターに任命した。カルバン・クライン コレクションのクリエイティブディレクターに女性が任命されるのは今回が初めて。

　ヴェロニカ・レオーニは、「クイラ（QUIRA）」の創設者で、これまで「ジル・サンダー（JIL SANDER）」、「セリーヌ（CELINE）」、「モンクレール（MONCLER）」、「ザ・ロウ（THE ROW）」など様々なファッションブランドで経験を積んできた。

　今回の就任にあたりヴェロニカ・レオーニは、カルバン・クラインのグローバルブランド プレジデントのエヴァ・セラーノ（Eva Serrano）とパートナーシップを組み、コレクションラインを復活させランウェイにも復帰するという。メンズとウィメンズのアパレル、アンダーウェア、アクセサリーを含むコレクションを2025年秋に披露する予定だ。なお、カルバン・クラインのコレクションラインのクリエイティブディレクター起用は、2018年のラフ・シモンズ退任以来6年ぶりとなる。

　今回の発表に関して、同氏は「カルバン・クラインのストーリーの新たな章を書く機会を得て、感激していますし、光栄に思っています」とコメントしている。

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