ファッションデザイナーのメアリー・カトランズ（Mary Katrantzou）が、「ブルガリ（BVLGARI）」のレザーグッズとアクセサリー部門における初代クリエイティブディレクターに任命された。デビューコレクションは、2024年8月に世界中のブルガリのブティックで展開される予定。

　メアリー・カトランズは1983年ギリシャ・アテネ生まれ。2003年にアメリカの大学に入学し、建築学を専攻したのち、ロンドンのセントラル・セント・マーチンズでテキスタイルデザインの学士号とファッションの修士号を取得。2008年に自身の名を掲げたブランドを設立した。グラフィックプリントを得意とし、「プリントの女王」の異名を持つ。2015年には「BFC/ヴォーグファッション基金アワード（BFC/Vogue Designer Fashion Fund Winner）」を受賞した。

　ブルガリとは過去にもコラボレーションを実施してきた。同ブランドがレザーグッズとアクセサリー部門でクリエイティブディレクターを起用するのは初めて。メアリー・カトランズは「ブルガリのレザーグッズ＆アクセサリーの初代クリエイティブディレクターとして、この新たな章のクリエイティブヴィジョンをリードし、日常生活をアートの形へと昇華できることを大変光栄に思います」とコメントしている。

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