ワークマンが、子ども服の専門業態「Workman Kids」を立ち上げる。1号店は2月22日にオープンする「#ワークマン女子イオンモール沖縄ライカム店」に併設するかたちで出店。反響次第では、今秋からキッズ商品の売れ筋の取り扱いを全1022店でも開始する計画だという。

　ワークマンのキッズ商品は、大人向けのベストセラー製品をそのまま120～150cmに合わせてサイズを変更して展開している。キッズ商品はこれまで主にネット通販と#ワークマン女子のキッズコーナーで販売。色や柄違いで親子のペアルックを楽しむ来店客もおり、#ワークマン女子の開店時の売上ランキングベスト10にキッズ商品2アイテムがランクインするなど需要が増えているという。新店舗がオープンする沖縄は出生率が全国トップである背景があり、Workman Kidsの併設を決めた。

　#ワークマン女子イオンモール沖縄ライカム店のWorkman Kidsを含む総店舗面積は726平方メートルで、#ワークマン女子としては全国最大規模で出店する。Workman Kidsの店舗面積は70平方メートルで、35アイテムを販売。商品例としては「Green TECH ジュニア DENIM オーバーオール」（2500円）や「BAG in ジュニアレインジャケット」（2900円）などがある。Workman Kids単体の初年度の売り上げは7000万円、#ワークマン女子イオンモール沖縄ライカム店とWorkman Kidsを合わせた初年度売り上げは同社全店でトップの6億2000万円をそれぞれ見込んでいる。

関連記事

ワークマンの「ファッション重視」路線は正しい戦略か？　アンバサダーの視点から分析

BUSINESSフォーカス