「ディオール（DIOR）」が、ミシュランの三つ星シェフ アンヌ＝ソフィー・ピック（Anne-Sophie Pic）とコラボレーションしたレストラン「ムッシュ ディオール（Monsieur Dior）」を、2025年に大阪にオープンすることを発表した。同業態としては日本初出店となる。

　同氏とディオールは、長期的なパートナーシップ契約を締結。レストランの開業に先駆けて、昨年12月10日には関西国際空港第1ターミナルにコラボカフェ「カフェ ディオール バイ アンヌ＝ソフィー・ピック」をオープンした。カフェでは、ピックがクリスチャン・ディオールのアーカイブから着想を得て考案した「カナージュ」や「トワル ドゥ ジュイ」、千鳥格子、レオパード、コンパスローズ、クチュールボタンといったメゾンのアイコニックなモチーフを取り入れたケーキやペイストリーを展開している。

　2025年に開業予定のレストランでは、ピックの卓越した料理の才能とメゾンのエレガンスを融合した特別な体験を提供するとしており、レストラン「ムッシュ ディオール」業態としては、フランス人シェフ ジャン・アルベール（Jean Imbert）が手掛けるパリ旗艦店の店舗に次ぐ、世界2店舗目の出店となる。同ブランドはこのレストランプロジェクトを通して、フランスの「アール・ド・ヴィーヴル（暮らしの芸術）」とその卓越性を、多様な領域において戦略的に拡大することを目指すという。

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