⼤丸松坂屋百貨店が展開するファッションサブスクリプション事業「アナザーアドレス（AnotherADdress）」が、顔タイプ、パーソナルカラー、骨格タイプ、好みタイプの4軸で分析し、顧客に似合う服を導き出す「ファッションタイプ診断」の提供を開始した。ファッションタイプの診断から、洋服のレコメンドや検索までをワンストップで行うのは、ファッションサブスクサービス業界初となる。この取り組みは、9月1日に開始した現代アートの取り扱いに続き、秋のリニューアル第2弾としてローンチされた。

　アナザーアドレスは、百貨店初のファッションサブスクサービスとして270を超える国内外のデザイナーブランドが参画。2年半で2万人を超える会員登録、15万着を超えるアイテムがレンタルされ、順調に拡大してきた。一方、取り扱いアイテム数がオープン時の約10倍（約1万3000型）に増加し、顧客から「好みのアイテムにたどり着くのに時間がかかる」「多すぎて選べない」といった声も寄せられていたという。それらの声を受けて、大丸・松坂屋アプリ会員向けのパーソナルコーディネートサービス「ファッションナビ プレミアム」を2019年9月から提供。加えて、今回提供を開始するファッション診断サービス「ファッションタイプ診断機能」を開発した。診断結果に基にアドバイスやコメントを行うほか、診断結果に基づいたレコメンドや検索機能を導入する。

　ファッションタイプ診断は、サイト内から2択形式で50〜70問の回答をすることで無料で4軸のタイプを導き出し、無料の会員登録を行うことで診断結果を確認することができる。すべてのファッションアイテムに、診断に応じたタグが付くとともに、診断内容に合わせてアイテムを検索することが可能で、サイト内で表示されるレコメンドアイテム表示も変更される。顔タイプ診断（女性8タイプ、男性8タイプ）は日本顔タイプ診断協会が監修。パーソナルカラー診断（男女共通4タイプ）、骨格タイプ診断（男女共通3タイプ）は、大丸松坂屋ファッションナビプレミアムが監修した。 好みタイプ診断（女性8タイプ、男性6タイプ）は、アナザーアドレス独自開発のコンテンツとなる。

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◾️アナザーアドレス ファッションタイプ診断：公式サイト