「エンダースキーマ（Hender Scheme）」が、千葉県に拠点を置く蒸留所「ミトサヤ（mitosaya）」とコラボレーション製作したアルコールドリンクを発売する。8月21日から、エンダースキーマの直営店「スキマ」4店舗とミトサヤの公式オンラインストアで取り扱う。

　今回製作したのは、鹿のレザーを蒸留したスピリッツ「DEAR DEER」。口に入れても無害なレザーを探し求めていたときに、鹿皮にたどり着いたという。同ドリンクの材料には、通常のなめし工程で使うタンニンや薬剤は使用せず、鹿の皮に付着した不純物を全て手作業で取り除いた生皮と、和胡椒、フウトウカズラを蒸留し、オークバレルで熟成させた。2022年にリリースした鹿皮とフウトウカズラを熟成した「DAPPER PEPPER」では、同レザーをライススピリッツに浸漬し熟成したのに対し、今回は皮そのものを蒸留することで、より繊細に鹿皮のフレーバーを抽出したという。アルコール度数は44％。

　容量は、100mlと500mlの2サイズを展開。それぞれ、エンダースキーマによるベジタブルタンニンレザーのボトルラベルと、レザーホルダーが付属する。価格は、100mlが9900円で、500mlが1万9800円（いずれも税込）。

　また、8月19日と20日には、DEAR DEERのリリースを記念した先行ローンチイベントを東京の蔵前で開催。会場では、同製品の購入、試飲に加え、ミトサヤがプロデュースしたケータリングフードを展開するほか、コースターやトレイ、ノートブックなどエンダースキーマの商品を用いたコラボアイテムも販売する。

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◾️ミトサヤ：公式オンラインストア