「ダンヒル（dunhill）」が、新クリエイティブディレクターにサイモン・ホロウェイ（Simon Holloway）を起用したことを発表した。

　サイモンは、2010年に「ジミー チュウ（Jimmy Choo）」のクリエイティブディレクターに就任。2013年に同職を退任した後は「アニオナ（Agnona）」のクリエイティブディレクターを約5年間務めた。2022年からはダンヒルと同じくリシュモングループ傘下の「ジェームスパーディーアンドサンズ（James Purdey & Sons）」のクリエイティブディレクターとしてブランドを率いた。

　ダンヒルCCOのローラン・マルカイズ（Laurent Malecaze）氏は、サイモンのクリエイティブディレクター就任について「彼の創造力と長年にわたるラグジュアリー業界での経験は、ダンヒルの象徴的なスタイルを進化させ、拡大する上で重要な役割を果たすでしょう。サイモンの品質へのこだわりとクラフトに対する感覚、そしてダンヒルのDNAへの明確な理解と敬意は、ダンヒルが時代を超え、目的意識を持ち、適切な製品を通じて革新し続けることを保証してくれるでしょう」とコメント。

　サイモンは、「ダンヒルのクリエイティブディレクターに任命され、創業者が築き上げた豊かで並外れた歴史を託されるということは素晴らしい名誉だと感じています。アルフレッド・ダンヒル（Alfred Dunhill）はパイオニアであり、革新者であり、英国において20世紀で最も影響力のある流行の仕掛け人の1人でした。彼の独創性と洗練さへのこだわりは、目的のあるラグジュアリーと高い品質の代名詞となるメゾンを確立しました。それは、不朽で力強いインスピレーションです」と述べた。なお、ジェームスパーディーアンドサンズの新クリエイティブディレクターは近日中に発表される予定だという。

サイモンが手掛けたルックを見る

AGNONA 2020-21年秋冬コレクション

2020-21 AUTUMN WINTERファッションショー

関連記事

GQ JAPANの新編集トップに元ヴォーグ ジャパン編集部の石田潤氏が就任

MEDIA

■dunhill：公式オンラインストア