ビールの副産物からジーンズを製作、サッポロビールが黒ラベルのアイテムを発売

　サッポロビールが、ビールの副産物で製作したアップサイクルジーンズ「黒ラベル Malt & Hops Series Yellow Stitch JEANS」を発売した。会員制サイト「CLUB 黒ラベル」内のECショップ「サッポロ生ビール黒ラベル THE SHOP」で取り扱っている。

　黒ラベルのアップサイクルジーンズは、今年4月に30本限定で「黒ラベル Malt & Hops JEANS」を抽選販売。応募数は、約1600件に及んだという。またジーンズを販売するサッポロ生ビール黒ラベル THE SHOPを構える会員制サイトのCLUB 黒ラベルは、今年4月のリニューアル以来、会員数が約10万人増加した。

　新作のジーンズでは、さとうきびからデニム製品への加工を手掛けている沖縄県の「SHIMA DENIM WORKS」の技術を活用。麦芽の搾りかすのモルトフィードや、ホップの収穫時に出る茎や葉といったビールの副産物を沖縄県でパウダー化し、岐阜県美濃市で和紙糸に加工した。加工した和紙糸から広島県福山市のジーンズソムリエが布を製作し、同じく広島県福山市の職人が縫製を担当。デザインでは、黒ラベルのロゴと同じビールカラーのイエローステッチを新たに採用した。価格は税込4万1800円（送料込み）。

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■サッポロ生ビール黒ラベル THE SHOP：公式サイト