「ファイブイズム バイ スリー（FIVEISM × THREE）」が、初の海外展開として、2月からタイに進出している。既存の「スリー（THREE）」4店舗に併設する形で開設。タイを皮切りに他のアジア圏への拡大も視野に、性別や年齢にとらわれない自己表現を提案するブランドとして発信している。

　ファイブイズム バイ スリーは、2018年に誕生。日本の化粧品メーカーのメンズ・ジェンダーレスコスメの先駆け的として話題を集めた。「Individuality=個性」をコンセプトに、個性を尊重し既成概念にとらわれない、新しい時代の「自己表現」を提案するジェンダーフルイド発想のコスメブランドとして展開している。アイテムはひげを剃る、歯を磨くといった日常生活の動きに着想し、手が汚れにくいデザインが特徴で、機能性や携帯性に優れたガジェットのように工夫されている。日本国内では直営4店舗を含めた26店舗を開いている。

　タイは、2013年にスリーが初の海外進出した国で現在、海外での店舗数が最も多く、約20店舗を構える。2014年に台湾、2015年にインドネシア、2016年に香港とマレーシア、2017年に韓国とシンガポール、2019年に中国に進出し、現在8つの国と地域で展開している。

関連記事

「ファイブイズム バイ スリー」からフレグランス第2弾　ジェンダーにとらわれないムスクの香り

BEAUTY

■出店店舗：サイアムパラゴン、セントラルワールド、アイコンサイアム、セントラルラップラオ