国内外で56の宿泊施設を運営している星野リゾートは4月13日、2022年の間に新たに10施設を開業すると発表した。1月以降、すでにオープンしている施設のほかに、4月以降に6施設の開業と、1施設のリニューアルオープンを予定している。

　「王道なのに、あたらしい。」をテーマに現在全国に19施設を展開し、ご当地の魅力を発信する温泉旅館「界」は、8月に「界 湯布院」、11月に「界 出雲」と「界 雲仙」を開業し、さらに「界 玉造」をリニューアルオープンする。「寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げる観光都市ホテル」をコンセプトに、全国に6施設を展開する「OMO（おも）」は、4月に「OMO大阪」、5月に「OMO金沢片町」を開業する。20代〜30代の若い世代を対象にした、仲間とルーズでカジュアルな滞在を楽しむホテルを、長野県軽井沢、茨城県土浦に展開する「BEB（ベブ）」は、7月に新たに沖縄に開業する。

　今回開業する3つのブランドに、圧倒的な非日常感を提供する「星のや」と、自然を体験するリゾートホテル「リゾナーレ」を加えた5つのブランドを中心に、国内外でさらなる展開を予定している。星野リゾートは、地域性を生かした滞在提案や、ユニークな体験など、独自のおもてなしのあり方を今後も進化させていくという。