資生堂が独自のアルゴリズムを活用したDNA検査法で、シワのできやすさ、できにくさなど個人の生まれ持った肌の特徴に基づいて最適なケアを提案するサービス「Beauty DNA Program」を開発した。同サービスは、2022年3月下旬から募集する150周年記念モニターからテスト展開する。

　Beauty DNA Programは、コロナ禍や、テクノロジーの進化を経て変化・多様化するニーズに合わせ、「テーラーメイド エクスペリエンス（一人ひとりのニーズに合った美容体験）」を、いつでも・どこでも・欲しい時にスムーズに提供することを目指して誕生。1472人のデータから得た独自のアルゴリズムを構築し、新たな遺伝子検査法を開発した。

　AI技術を用いた遺伝子検査のテクノロジーと、デジタルに特化したビューティーコンサルタント（BC）が、検査結果に応じて最適なケア方法をオンラインで提案する。

　専用キットで唾液を採取し、個人が生まれ持った肌のタイプを明らかにする「肌体質」、肌老化に関する項目をみる「肌レジリエンス力」、健やかな肌のための「ビタミン調整力」の3つのカテゴリー、計27項目を解析。DNA検査結果に基づいたBCによるオンラインセッションを実施。紹介したケア方法をレポート形式にまとめた「美肌プラン」を作成するほか、季節に合わせた美容アドバイスをメールで送付するなど、一人ひとりの”なりたい肌”の実現に向けて、継続的にサポートする。

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