伊勢丹新宿店が、メンズ館1階を2月16日にリフレッシュオープンする。コスメエリアの拡大とライフスタイルカテゴリーやプロモーションスペースを新設。加えてフラワーショップも併設し、これまで接点が少なかったミレニアル世代を含めた幅広い層へアプローチする。

　コスメは展開面積を約2倍に広げ、日本初上陸ブランドを含む新規24ブランドを加えた、約65ブランドを揃える。メンズコスメは、コロナ禍のおうち時間の増加で暮らしへの“特別感”が高まり、またオンライン会議による自身の顔を見る機会の増加でニーズが拡大。さらに、ライフスタイルを重視したウェルネス志向も増えていることから拡大を決めた。

　新導入のコスメなどと並んで、コスメに関心はあっても、何を選んだら良いか分からないという人に、ガイドとなる「トライアルスペース」を新設。ファッション系キュレーターが約50ブランドからトレンドや注目アイテム10選を紹介するほか、体験イベントやパーソナルカウンセリングなども実施する。また三越伊勢丹オンラインストアでも肌タイプ別商品提案やHow toなどのコンテンツを用意するほか、YouTubeやSNSでも悩みに応える発信を行う。なおリニューアルオープンを記念した先行及び限定品も揃える。

　今回の増床で美容機器を初導入。ヘッドフォン型のEMS美顔器「フェイスプレイヤー」や、ペン型のセルフマッサージ対応の「フェイスポインター」、AI搭載の次世代スマートミラー「ハイミラープロフェッショナル」を揃える美容機器ブランド「コアフィット（CORE FIT）」と、男性専用美顔器「エグジィオム」を提案する「アーティスティックアンドシーオー（ARTISTIC＆CO.）」を展開する。

フェイスプレイヤー

　フレグランスコーナーには、日本初上陸となる南仏グラース発「マリージャンヌ（MARIEJEANNE）」や、パリのマレ区でニッチフレグランスを展開する「リキッド」を運営するダヴィッド・フロサールが提案するフレグランス「オブヴィアス（OBVIOUS）」ほか、人気が高まる「メゾン マルジェラ フレグランス（Maison Margiela Fragrances）」、リヨン発「ソンボン（100BON）」などを揃える。

マリージャンヌ

　新設する、上質なライフスタイル提案としてホームリラクシングコーナーでは、インナーサポートアイテムとして、CBD業界でパイオニア的存在のデンマーク発「エンドカ（ENDOCA）」や、アメリカ発「エリクシノール（elixinol）」などを提案する。

エンドカ

　そのほか、スキンケアでは、日本発「アスレティア（athletia）」や、日本ならではのインスピレーションと先端技術・成分を融合させたラグジュアリーメンズコスメ「タンビ（TANVI）」など導入。ヘアケアでは日本発「イイスタンダード（E STANDARD）」などを展開する。

アスレティア（左）

新規取り扱いコスメ
アーティスティックアンドシーオー（ARTISTIC&CO.）、アスタリフト メン（ASTALIFT MEN）、アスレティア（athletia）、アヴェダ（AVEDA）、ビブリオテク ブランシュ バイ バロン（Bibliothèque Blanche by BALLON）、コアフィット（COREFIT）、ダヴィネス（ⅾavines）、イースリーライブ（E3Live）、イイスタンダード（E STANDARD）、エリクシノール（elixinol）、エンドカ（ENDOCA）、フォブ（Fov’s）、ヒーリー（HEELEY）、ヘンプス（HEMPS）、ラブソルー（LabSolue）、メゾン マルジェラ フレグランス（Maison Margiela Fragrances）、マリージャンヌ（MARIEJEANNE）、マービス（MARVIS）、オブヴィアス（OBVIOUS）、リトゥ（retaW）、シャクダ（SHAQUDA）、タンビ（TANVI）、ウカ（uka）ヴァイタルマテリアル（VITAL METERIAL）