4：注目のデビューコレクション編

　昨年9月に、「フェンディ（FENDI）」のウィメンズのオートクチュール、レディ・トゥ・ウェア、ファーのアーティスティックディレクターへの就任が発表されたキム・ジョーンズ（Kim Jones）。そんな"新生"フェンディのコレクションが、パリのオートクチュールウィーク期間中の2021年1月27日にパリ旧証券取引所で発表されます。就任後初となる2021年春夏クチュールコレクションでは、ウィメンズのアクセサリーおよびメンズコレクションのアーティスティックディレクターでフェンディ家3代目のシルヴィア・フェンディ（Silvia Venturini Fendi）、シルヴィアの娘でジュエリーのクリエイティブディレクターのデルフィナ・デレトレズ・フェンディ（Delfina Delettrez Fendi）らが携わります。

■フェンディ 2021年春夏クチュールコレクション
発表日：2021年1月27日

　昨年9月に「クレージュ（COURREGES）」のアーティスティック・ディレクターに就任したニコラス・デ・フェリーチェ（Nicolas Di Felice）による初のプロジェクト「REEDITION COLLECTION」が2021年2月に発売します。「REEDITION COLLECTION」はアーカイヴを現代に向けて再解釈したアイテムを用意。1971年のトレンチコートやリブニット、ビニールジャケットなどクレージュを象徴するアイコニックなアイテムを現代に向けてシンプルにアップデートするとのことです。アーティスティック・ディレクターに就任したニコラス・デ・フェリーチェは、べルギー出身。「バレンシアガ（BALENCIAGA）」「ディオール（DIOR）」「ルイ・ヴィトン（LOUIS VUITTON）」といったメゾンで12年間経験を積んだ後、クレージュに加入しました。ちなみに、ニコラス・デ・フェリーチェが手掛ける初のコレクションは、2021年3月に発表される予定です。

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「クレージュ」アーカイヴを再解釈したコレクション「REEDITION」発売　新ディレクターによる初のプロジェクト

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■REEDITION COLLECTION
発売日：2021年2月

　「クロエ（Chloé）」の新クリエイティブディレクターに、ガブリエラ・ハースト（Gabriela Hearst）が2020年12月7日付で就任しました。ガブリエラ・ハーストはウルグアイ出身。ガブリエラ・ハーストが手掛ける"新生"クロエのコレクションは、2021年3月に発表される予定。2015年に立ち上げた自身の名を冠したブランド「ガブリエラ・ハースト」は、デザイナーが父から引き継いだウルグアイの牧場で生産するウールやカシミヤなどをコレクションに使用。一昨年9月には世界初のカーボンニュートラルなランウェイショーをニューヨークで開催するなどエシカルなブランドとして知られています。なお、ハーストは今後自身のシグネチャーブランドのクリエイティブディレクターと兼任するとのことです。

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■"新生"クロエのコレクション
発表日：2021年3月を予定