島精機製作所が、パターンメイキング、グレーディング、マーキングに特化したアパレルCADソフトウェア「APEXFiz PGM」を8月に発売する。テレワークや在宅勤務など勤務形態の変化に対応するシステムとして開発したという。

　APEXFiz PGMは、企画や配色の設定、バーチャルサンプリングの作成をサポートするデザインシステム「SDS-ONE APEX」シリーズからアパレルCADソフトウェア「New PGM」を独立させたサブスクリプションサービス。パターンメイキングのエントリーモデル「APEXFiz PGM-Patternmaker」、パターンメイキングとグレーディングを組み合わせた「APEXFiz PGM-Patterngrader」、パターンメイキングとマーキングに特化した「APEXFiz PGM-Markermaker」、フルスペックの「APEXFiz PGM Pro」の4種類をラインナップする。

　作成した型紙は、同社が展開する積層式自動裁断機「P-CAM」に対応。また、ソフトウェアのオプションとしてマーキング時の歩留まり率を向上させた「AutoMarking Premium」や、3Dシミュレーションを用いたトワルチェックなどを用意する。

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