良品計画が、「無印良品」の店内で流れるBGMの配信を開始した。Apple MusicやSpotify、LINE MUSIC、YouTube Music、AWAなど各種ストリーミング配信サービスで提供している。BGMは16の国や地域をテーマとした伝統音楽で、すべて現地の音楽家が演奏したオリジナル音源となっている。

　無印良品は店内BGMも売場環境の一部と捉えており、売場全体を通して「感じ良いくらし」を生活者に提案することを目指して2001年からBGMシリーズを開始。これまでに楽曲を収録した累計24枚のCDを店頭やネットストアで販売してきた。コロナ禍で自宅で過ごす時間が増えたことを受けて、気軽にBGMを聴くことができるよう楽曲の配信を開始したという。

　BGMは、パリのメトロミュージシャンによる演奏や、シチリアを中心とした南イタリアのトラディショナルミュージック、フィンランドの地元ミュージシャンによる透明感のある音楽など、BGM2から25までの計327曲を展開。16ヶ国で順次公開していき、今後配信地域を拡大する予定だという。また、Spotifyでは自宅でのテレワークやリラックスタイムに楽しめるBGMのプレイリストを公開。年4回の更新を予定しており、初回は「初夏を過ごす」をテーマに選んだ30曲「MUJI BGM Summer」を聴くことができる。

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