オルビスが12月15日、現在の肌状態やスキンケア習慣から未来の顔立ちを予測し、今必要なスキンケアを提案する「AI 未来肌シミュレーション」を「ORBIS アプリ」内で提供を開始する。現在は一部のオルビスショップで先行導入しており、今後対象店舗を拡大する予定だ。

 　AI 未来肌シミュレーションでは12の質問への回答と自分の顔写真から、AIが肌を分析して10項目ごとの「肌スコア」を算出。5年後、10年後、20年後の3段階で未来の肌をシミュレーションし、未来肌の予測データを基に将来起こりうる肌トラブルに対して今からできるスキンケアや生活習慣の見直しを提案する。

　店頭では、専用スキンチェック機器を用いて肌の状態を分析し、その分析結果を用いてAI 未来肌シミュレーションを行う。表参道のコンセプトショップ「SKINCARE LOUNGE BY ORBIS」は、店舗限定の特殊カメラで肌の奥に潜む潜在シミの測定に対応し、より詳細な肌分析が可能。分析結果に合わせたスキンケアトリートメントも用意している。（要予約／税別6800円）。

店内を紹介

オルビス初のコンセプトショップは心地よさを追求、トリートメントゾーンや癒しロボットの導入も

BEAUTY

　オルビスではAIなどのデジタル技術を積極的に取り入れ、オンラインとオフラインの双方を繋ぐサービスの開発を強化している。アプリのサービスに関しては、昨年4月にパーソナルカラー診断とフェイスプロポーション診断を試すことができる「パーソナルAIメイクアドバイザー」を、今年9月からは似合う眉の形と手入れ方法を提案する「AI アイブローシミュレーター」を開始。店頭では7月から一人ひとりの肌トーンに合ったファンデーションとメイクがわかる「パーソナルファンデーションカラーチェック」のサービスを導入した。

■オルビス：公式サイト