楽天が、日本発のファッションブランドを支援するプロジェクト「バイアール（by R）」を立ち上げた。

　　新プロジェクトは、若手デザイナーの活躍の場を広げ、日本のデザイナーズファッションを世界に発信することを目的としている。バイアールを通じて楽天は、10月12日から17日に開催予定の「Rakuten Fashion Week TOKYO 2021 S/S」内で「ダブレット（doublet）」と「ファセッタズム（FACETASM）」のファッションショー開催を支援。ショーの企画および実行をサポートするほか、楽天が運営するファッション通販サイト「Rakuten Fashion」でファッションショーの映像を配信する。業界関係者に限らず一般に映像を公開することで、ブランドの認知度向上に貢献するという。

　ダブレットのデザイナー井野将之は「7月のパリのデジタルファッションウィークで新作を発表しているのですが、僕らだけでは出来ないことをバイアールの枠組みの中で、また違う見え方で発表したいと思っています」とコメント。ダブレットが東京ファッションウィークに参加するのは3年半ぶり、ファセッタズムが東京でショーを開催するのは6年ぶりとなる。

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